2014-07-08 11:17:15 +0900
Railsアプリのステージング環境を自動で構築してくれるTeatroというサービスの話。
動作の流れは、
- GitHubアカウントでサインアップする
- 連携させるリポジトリを選ぶ(GitHub側にフックが設定される)
- リポジトリにPull Requestが作成されると、自動的にステージング環境の構築が始まる(その際、PRにもコメントがされる)
- ステージング環境の構築が完了すると、
http://ブランチ名.Organization名-リポジトリ名-トークン.ttrcloud.com/
のようなURLが割り当てられる
といった感じ。
詳細な設定方法やどんなミドルウェアが使えるのかについては、Helpを参照しましょう。
現時点では以下のミドルウェアが使えるようです。
- PostgreSQL
- MySQL
- Redis
- Elasticsearch
- RabbitMQ
- MongoDB
試しに、Heroku上でRails 4.1 + PostgreSQL 9.3で運用しているアプリに対して使ってみたところ、
config.ru
に日本語コメントがあったのでUnicornの起動時にinvalid byte sequnceで落ちたproduction.rb
でconfig.force_ssl = true
しているためhttps://なURLにリダイレクトされるが、そこでアプリのページではなくTeatroのトップページが表示されてしまう(Teatroのステージング環境ではenvironmentがproductionとなる)
といったところでハマりました。特に後者は今のところどうにもならなそうな気がするので検証はそこまで。
TeatroはまだBetaのようですが、お値段はアクティブなステージング環境5個、プロジェクト10個、ユーザー無制限で$50/mo.と、ビジネスで使うならわりとリーズナブルだと思うので、ちゃんと動作するようになったら導入してみてもいいかなと思いました。
以下、試した際のスクリーンショット。