Sooey

2011-04-05 23:39:42 +0900

4月16日(土)に開催されるThe New Context Conference 2011 Springのスピーカーとして来日するアイルランドのPaul Campbell氏の会社 HyperTinyのスタイルがとても興味深かったので紹介します。

NCCのスピーカー紹介で、

短時間で、最低限利用可能なレベルの製品を開発することに特化したアジャイルウェブ開発チーム HyperTiny社の創業者である。 HyperTiny は、Engine Yard社、Ian McFarland氏、Jonathan Siegel とのプロジェクトで成功を収め、また、自社のプロジェクトとしてミーティングノートツール”Ketchup”を開発し、創業後2年間の間に国際的にも高い評価を得る。

と書かれているように、開発者(Paul氏)とデザイナーの二人組でとにかくアジャイルにスモールスタートなアプリケーションの開発を請け負うのが特長のようで、伊藤穣一氏(僕の中ではいつまでもBe, Incに肩入れしてくれた奇特な人という認識(褒め言葉))のブログでも彼らと仕事をしたときの様子が紹介されていました。

Pivotal Labs社のCTOのIan McFarlandは最近、アイルランドのHyperTiny社という小さなショップについて興奮した様子の電子メールを送って来た。もしPivotal Labs社がジェダイマスター達の高等評議会だとしたら、HyperTiny社 は辺境の地に居る2人の若いジェダイにあたる。Ianは、HyperTiny社のPaul(開発者)とBrian(デザイナー)と共に最近プロジェクトをひとつこなしたところで、彼らはIanのためのMVPを2週間で作り上げた。

僕は、デザイナー1人と開発者1人が完璧なテストドライブ型開発(Test Driven Development: TDD)のコードを書き、Pivotal Trackerを基にしたコードが数週間でRails 3製品のスーパーコードとなるというアイデアに魅了された。これはまったく納得できることだけれど、僕は自分自身の目で見てみたかった。そこで、僕がアラブ首長国連邦(UAE)に引っ越してからずっと頭痛の種だった問題をいじってみるために、HyperTiny社に関わることにした。

2011-04-05 23:26:32 +0900

Pulseの開発元で5ヶ月間働いている女性Androidデベロッパによる、「スタートアップにおけるワーク・ライフ・バランスとは単なる空想の産物にすぎないのか」というエントリ。

スタートアップはどのみち長続きするものではないので、かなりの程度、生活が犠牲になるのは仕方がないわけですが、それでも

More important than my family? Of course not.

と言い切れるあたりは、古きよき日本企業よりマシと言えるかもしれない。

2011-04-04 02:34:23 +0900

GitHub, Inc.のmojomboことTom Preston-Werner氏が2008年の12月に書き上げてそのままお蔵入りにしていた、「GitHubの1年目から学んだ10の教訓」というエントリが公開された。

10の教訓は以下の通り。詳細は元エントリをご覧ください。

  • 早く始める (Start Early)
  • 顧客に合わせる (Adapt to Your Customers)
  • 楽しむ (Have Fun)
  • Twitterに注意をはらう (Pay attenton to Twitter)
  • 意のままにデプロイする (Deploy at Will!)
  • オフィスはいらない (You Don't Need an Office)
  • オープンソースを通じて雇う (Hire Through Open Source)
  • チームを信じる (Trust your Team)
  • ベンチャーキャピタルは必要ない (You Don't Need Venture Capital)
  • できるものはなんでもオープンソースに (Open Source Whatever You Can)

2011-04-04 02:30:35 +0900

Evan Williamsが、次の新しいことに着手していくことを表明していた。

TwitterがObviousから巣立って独立し、EV自身もTwitterのCEOというポジションを退いたことで、新しい問題・機会に取り掛かるタイミングとなったようだ。エントリの最後の部分が前向きないい表現だったので引用しておきますかね。

First of all, I'm not disappearing from Twitter. I remain on the board of directors and will frequently meet with many folks there to help in any way I can.

However, now that Twitter is in capable hands that aren't mine, it’s time to pick up a whiteboard marker and think fresh. There are other problems/opportunities in the world that need attention, and there are other individuals I’d love to get the opportunity to work with and learn from. (Details to come.)

While I doubt I'll get so lucky a third time, as my good friend Biz Stone likes to say, “Creativity is a renewable resource.” Let’s see what happens.