Sooey

2010-11-26 00:35:02 +0900

あさましくも「Webサービス開発者なら読んでおきたい本10冊」というエントリを書こうかと思いましたが、ライバルが増えると困るのでやめます。

ところで、アナログモデムの「ピーガー」のあとに聞こえる「ビヨンビヨン」がたまにムショーに聞きたくなるんですよね。なんでだろ。

2010-11-26 00:30:57 +0900

ZURBがVerifyというサービスを立ち上げるまでのお話がZURB – Launching a Successful Productに書かれていた。Verifyはサイトのスクリーンショットやモックアップをもとにユーザーフィードバックを収集するためのサービスで、DEMO.comに間に合わせるため、稼働するデモを3ヶ月で作成するという目標でスタートした。実際に目標は達成でき、4月には一部企業に向けてサービスの提供を開始した。その後、7月までに様々なフィードバックを集め、9月に決済システムを立ち上げ、その日のうちに最初のサービス利用申し込みを受け付け、現在に至る。

このようにプロダクトを迅速に立ち上げられた理由もいくつか挙げられていて、「プロジェクトメンバー全員がプロダクトのゴールを理解していた」なんかはまあそうだろうなという感じ。「Photoshop作業は省いて、ラフスケッチを元にフロントエンドページのコーディングに入った」というのは結構イマドキな気がする。CSS主体のデザインだと、これまでのようにデザイナーの作った一枚絵をスライスして並べていくっていうワークフローはちょっと違うよね。

件のエントリには、1月の時点でチームメンバーでゴールを共有するために使ったプレゼンテーションも掲載されているので、興味のある方は見ておきましょう。

2010-11-26 00:23:56 +0900

今日はO'ReillyのMongoDB: The Definitive Guideを読みながらRails 3とMongoidを触っていた。とにかく迅速にWebサービスを立ち上げるには、スキーマレスっていうのはやっぱりいいね。rake db:migrateをやろうとおもって、あ、必要ないんだ、と気づくこと数度。

2010-11-25 22:27:23 +0900

Sony Readerのトンチカンっぷりは予想通りなのでよしとして、

こういった「サービス」として構築しないといけないものを日本企業が出す場合に絶対必要なのは、GOサインを出す立場の人に「電子書籍リーダーっていうのは、ソニーの技術を注ぎ込んだこのデバイスを指しているわけではないんですよ」というレベルの教育をしてあげることなんじゃないかなあ。今回のSony Readerだって、実際に製品開発に携わってiPadやKindleを研究している人たちには「何が欠けたら電子書籍リーダーではなくなる」というラインはちゃんとわかっているはず。海外ではそれなりにサービスを展開しているみたいですしね。

結局、「GOサインを出すひとが実際のユーザーではない」というのが根本的な原因なのかな。まともに市場調査していたら、こんなレベルじゃ恥ずかしくて記者会見も開けない。「わかっていて敢えて出した」という可能性も考えられるし、実際にキャリアとの交渉を嫌ったような気もするけれど、そんな中途半端な取り組みなら尚更やる意味ないですよ…。